グリーンカーテンの作り方−ゴーヤ
グリーンカーテンの作り方−ゴーヤ
ゴーヤでグリーンカーテンを作る方法
シンプルにゴーヤでグリーンカーテンを作る場合は、壁や窓などの垂直の建物の壁などに立て掛けてツタのように這わせるのが多いと思います。
ここで、壁や窓にはツルが絡み付けるようなデコボコや、紐はありませんので、ネットを張ってそこにゴーヤをはわせることになるかと思います。ツタ、アイビーなどですと、建物の壁に根を打ち込んできてまで、這いまわっていき、冬も枯れることなく、家全体を覆い尽くすほどの勢いですが、ゴーヤーはそこまで強健ではありません。
ゴーヤーは一年草で、ツタなどは木に近いものなので、
全く、感覚は異なります。
でも、本当は冬がなければいつまでもゴーヤが伸び続けてゴーヤの大木ができていたりしてゴーヤの材木でできたテーブルが健康に良いといってブームになったりして、なるわけないですね。
とにかく、ゴーヤを育てる時には暖かさに注意が必要です。
温かいと思っても温暖ではない場合があります。
冬の景色はなんとなく寒々しいですね。開発された新興住宅地などでは自然と住居が混在して、開発途中の地面むき出しの部分や、野ざらしの工場など多くあり、そういう寒い時期にはほんとうに寒さが漂います。
そういうさっぷうけいな風景に緑があると少しでもとても安らげるものです。
最近では、町工場の玄関先になぜか、ゴーヤ、トマト、ナスなどの野菜が作られている、もちろん、和むためというのがメインだと思いますが、非常に和やかな風景になっています。
それはそうと、寒いのにゴーヤを植えてはいけません。
ちゃんと、温室を作れるなら大丈夫ですが、23度まで気温が上がった日がありました。
しかし、そういう日でもじっとしている時は、ズボン、靴下を何枚も重ね履きして、毛布を足に巻きつけて、真冬と同じ格好をしていないと寒くてこごえて、肩の筋肉ががちがちになってしまうほどでした。
この日は、その夜に7度まで下がったのです。気温差16度です。
平野部でこれだけ変化するなんて尋常の出来事ではありません。原因は、シベリア高気圧が来ていたのです。それも、季節はだいぶずれていて、もう、真冬の寒期が春過ぎにもまだ、日本の上空に居たのです。
これではいくらなんでも、寒すぎです。これだけ、人が寒さを感じる時は、ゴーヤを植えても無駄でしょう。
無駄です。人もいくら運動して一時的に温めて体をほぐして、そして、また仕事に戻る、これを繰り返していても、寒い時は追いつきません。
単純に上空に寒気が来ている時は何をしても寒いのでもう何もせずに諦めるしかありません。それがずーっと、4ヶ月も続いているものですから、ほんとうに、史上最大規模の寒さを記録した年でした。
だいぶ、エコ、温暖化、ゴーヤカーテンとは真逆をいってしまいましたが、要するに暑いから、CO2を出したくないからゴーヤを作りたいというのが動機ではなく、ゴーヤが食べたいから育てるというのが、みんなの思いのようです。
キュウリネットを使った緑のカーテン−生産性重視
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低コスト、大容量のゴーヤネットです。
巨大な施設の壁に緑のカーテンを作ることができます。18mもありますので、一般の家庭ではこれほどの窓はないでしょう。
店舗や公共施設などに使える長さです。
とにかく、これだけ長いものは緑色のネットでは見当たりません。 |
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こういう感じでコンパクトに収納されています。 |
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伸ばすと大変伸びます。
一人で作業するのではなく、2人で作業したほうが無難です。 |
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こういう漁の網のようになっていますから、ひっかかると足を取られて危ないです。 |
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張ると、格子の間隔が大きく、心もとないように見えますが、頑丈なナイロン紐で、実績のある農業用の資材です。
かなり頑丈ですので、十分にゴーヤを支えることができます。
ただ、緑のカーテンの支柱は短い間隔に用意する必要があります。
よく、ネットだけで2階のベランダから垂れ下げて、グリーンカーテンを作ろうとしてしまいがちですが、これでは、ぶらぶらして安定しません。 |
ゴーヤカーテン用の支柱を使った緑のカーテンの作り方
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こちらは、観賞用の小さいネットです。
格子が正方形で垂直になっています。
こういうのが家庭用の日除けを兼ねた緑のカーテンによく使われています。
ネットのラインが緑のことで、ゴーヤが這う前でも見た目に美しいという利点があります。緑の支柱を使いますとさらに協調性があっていいです。
すぐにゴーヤがおいしげればいいのですが、なかなか成長してくれないことがありますので、緑のネットはいいです。 |
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これくらいびっしりと生えていると、ゴーヤカーテンという感じがします。
花も咲き始めて良い感じです。
もうすぐ、おいしいゴーヤが食べれるかもしれません。
これだけ根元から茂らせるには早めに摘心して、何本にも子蔓を伸ばして置く必要があります。
また、1つの苗でなく、3個くらいを密集させて植えたほうが、カーテンも初期からしっかりと茂っていくと思います。 |
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こういうような支柱が売られています。
世の中便利なもの、必要な物はどんどんと開発されていきます。
何がいいのか?といいますと、もちろん、とても長いので窓枠の上までとどきますが、このアーチになっているところがポイントで、この分、ゴーヤの葉の下に人が入れる空間ができるようになっています。
縁側、窓際などでは大活躍です。
ただし、しっかりと、支柱の下側を地面に差し込んで固定する必要があります。
本来は、家などの建物に対して立て掛ける感じで設置しますので、裏側から風で押されて倒れることはないはずです。そのため、簡易な固定方法でも大丈夫なのかもしれません。
壁ありきの支柱という面白い農業用資材です。 |
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これだけ生い茂ると、ゴーヤのカーテンというよりは壁になります。
もはや、厚さも30cm以上の緑の壁です。手が入りません。反対側に届きません。
どこにゴーヤがあるのか分かりません。黄色くなってようやく見つけることができるのです。
こうなってくると、やりすぎですので、葉をとってやったり、ツルを切ったりして、さっぱりとしてやるほうがいいと思います。 |
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こういうのを見つけるととてもテンションが上ります。
なんというか、嬉しいですね。
後何日でゴーヤチャンプルが食べるのか?と想像したりします。
あまり放置せずに収穫するほうがいいのですが、なるべく大きくしたいものです。
触ってみて硬いときはまだ大丈夫です。少しでも柔らかいなと思ったら、もう危険信号です。
黄色くなってしまいます。早く、収穫してください。 |
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2本もゴーヤが見えます。
カーテンだけでなく、こんなに立派なゴーヤが食べれると思うととても嬉しいです。
しかし、ちょっとだけ食べれると、思わず、ゴーヤを買い足して食べたくなります。ゴーヤ熱に火が付くのでしょう。
これで今年は夏バテしらずで乗り越えられそうです。 |