ゴーヤの葉が黄色くて病気みたい
ゴーヤの葉が黄色くて病気みたい
いろいろなゴーヤの葉
以下の写真の中には、
このようなゴーヤがあります。見抜けますか???
ゴーヤAの葉の表面 これは一般的なゴーヤよりも白いものです。 ほどよい緑色と葉の切れ込みがあります。 大きさはまだ、植えてまもないのでそれほどではありません。 |
ゴーヤAの葉の裏面 裏面の用や脈と茎を見ると白いのがわかります。 この特徴から白ゴーヤであるというが想像出来ます。 なぜか、葉の縁が少し縮れています。 |
ゴーヤBの葉の表面 こちらは一般的なゴーヤですが葉の大きさが小さいです。 葉先が丸っぽいところから、あまり鋭い形をしていないゴーヤかもしれません。細長いゴーヤは鋭い切れ込みの葉を持っていることがあります。だいぶ、葉の大きさが小さく、成長が止まっている感じの株でした。 |
ゴーヤBの葉の裏面 裏面は、少し葉先が縮れ、丸まっているのが分かります。 何か成長が滞っている感じがしなくもありません。白い点のようなものも若干見られます。 |
ゴーヤCの葉の表面 このゴーヤーや大型で色が白っぽいものです。 葉の大きさは株も大きいのですが、特に巨大になっていました。 葉の切れ込みがとてもなだらかです。 このゴーヤから採れた実はなめらかな表面のデコボコをしていました。少し、黄色い点がいくつか見られます。 |
ゴーヤCの葉の裏面 裏を見ると葉の裏側の色が若干薄い気がします。 白っぽいゴーヤの特徴だと思います。 黄色い斑点のウラには対応する位置は白くなっていました。 おそらく、葉の色素が抜けてしまったいるのでしょう。 |
こちらは、枝には付いていたのですが、黄色くなっていたので、取ってみた葉です。茎もポロッと簡単にとれてしまい、もう葉が枯れそうな感じがしました。 黄色くなって葉先はすでに茶色くなって枯れています。 葉全体に黄色がまわってくると、完全に葉緑素がなくなり、意味がなくなりそうなので、除去しました。 |
こちらは植えてから成長が著しいゴーヤの株の葉です。 かなり綺麗な少し前に新芽から発生したと思われる葉の色をしています。艶がよく、切れ込みがかなり鋭い形をしています。 どういうゴーヤの種類なのでしょうか?それとも栄養状態で切れ込みが通常よりも深く鋭くなっているのでしょうか。 |
こちらは、弱々しい感じの株のゴーヤです。 先日、摘心したばかりで、まだ本格的な成長が始まっていません。植えたのも寒さ残る時期だったため、古い葉も購入時から大きくなっていはいません。葉が丸まっています。 |
全体的に小さい葉ですが、元気に成長している株の葉です。 葉先は丸く、切れ込みも鋭くありません。 おそらく、あばしゴーヤの葉だと思われます。 |
これは見るからに干からびそうな、カラカラとした感じの葉になっています。葉が表側に反り返っています。 表面はでこぼこに縮れて、株は大きいのに葉は大きくなりません。 |
他のゴーヤの株でも、こんな具合に、葉の一部が黄色く変色している部位もあります。一体どうしたのでしょうか? 葉はごわごわとしていてすぐに崩れてしまいます。 このままほっておいても、枯れていってしまいそうです。 |
これは繊細な葉の印象を受けます。 しかし、すこし色が薄いです。切れ込みは鋭いのですが、何かギザギザ感が足りないような、また、葉の厚さが薄いように感じます。 |
こちらのゴーヤの株は水はたっぷりと与えられているのですが、葉がもう枯れそうなくらいにしおれてしまっています。 いったい何が起きたのでしょうか? 株の全部の葉がこんな状態です。 |
病気や問題をかかえた葉はどれか?
研究機関に持ち込んで調査したわけでもありませんので、想像の部分もありますが、なんとなく、こういうふうになったという経験を元にして、まとめています。正確性はあまり求めないでください。
これらのゴーヤは元気に育って、無事にたくさんのゴーヤの実をならせることができました。特に問題ではなかったようです。
育てていると、ほとんど必ずと言って見かける程度のことだと思います。ほとんどきにすることなく、天候がよくなる、暑くなってくると、自然と消えていって何もなくなっていくようです。
これは、比較的早めに症状が出て来ました。まだ、株が小さいうちだったので追肥して、成長を阻害することなく夏場には大きく育てることができました。
ただ、こういう状態でも天候が悪くて日が当たらなくても、こういう感じになります。そういうときに肥料を与えてもほぼ無意味、逆に枯らしてしまうと思いますので、気温が上がる頃に追肥をしたほうが無難だと思います。
もう少し、肥料不足を悪化させると、葉脈が白く浮き出てくるようになります。
これは、暑い場所、屋上、畑などで育てていると、どうしても真夏の猛暑日は乾燥に耐えられないほどの暑さになります。また、少雨が続くと、もうこんなかんじになってどうしようもなくなってしまいます。また、秋ごろには回復するのですが、やはり収穫量は少しです。
夏場が暑いのは仕方がありませんので、ただじっと耐えるしかありません。そのために、安定的にゴーヤを育てるなら、真夏を除いた時期にハウスで育てるのがいいのだということがよく分かります。
ゴーヤの葉もライフサイクルがあって、ある程度の日数経つと、徐々に黄色くなって落葉してくるような感じになります。
なぜか、下葉近くの方から徐々に黄色くなってきて、枯れる葉が出てきます。
新しい葉がどんどんと節々から新芽を出して伸ばしてきますので、普通は古いはは取り除くほうがいいと言われています。
ただし、葉の付け根に実がもうなっていないことを確認してから葉を除去します。この作業を摘葉といいます。
これは、南の方の地域でない限りはほとんどの人が経験するのではないでしょうか?
ゴーヤの苗はトマトやカボチャやナスやピーマンと一緒に売られ始めます。
しかし、本当の生育適温はすべて違っています。一緒に始めても美味く育つものではありません。
ほぼ、この中でゴーヤとピーマンは同じくらい高温になってからでないと成長出来ません。
真夏のちょっと前の気温ががちょうどいいくらいで、非常に適温は限られています。他の低温では枯れることはないのですが、このように縮こまってしまったりすることがよくあります。気温が上がってくると回復することもありますが、本当に低温に当たりすぎたものは、真夏になってもこのままの状態で成長しません。
まだ、気温があがらないときにはビニールで囲いをしてやることを忘れないことです。また、囲いをとるのも他の野菜よりも最後にしたほうがいいです。
葉が丸いのは、品種があばしゴーヤのような丸っこいものだからだと思います。葉が小さいのはもう、栽培後半でだいぶ茂っていて、あまり栄養が届かないのだと思います。どうしても、孫蔓、さらにその子蔓となると葉は小さくなっていきます。
このような状態でもとくに問題なく成長していきます。ただ、実が少し小さくなってきます。追肥をして回復させることも試みましたが、今度は虫がついてしまい、実に穴が開けられてしまい、元もこうもなくなってしまいました。
これはすごくいい適温の時に植えられたゴーヤです。この状態ならば、なんのストレスも受けずに一気に成長して、巨大なゴーヤの森を作ってくれると思います。これくらいいい葉が伸び続けていれば、たくさんゴーヤができるのですが。。
ハウスのようなものを使ってうまくやれば、一年中、このような元気なゴーヤの葉が見られるかもしれませんが、普通は屋外では一年のある一時しかこういう状態では育ってくれません。
こういう葉を見ると、もう、終わったなと思います。
原因は分かりませんし、色々とあると思いますが、相当なダメージを根に受けたことだと思います。
これでは、いくら水分を与えても吸うことができずに、葉は縮れていくばかりです。数日で葉が枯れていき、全部の葉がなくなったらおしまいです。
もし、新芽が元気なようであれば、ここからまた、復活する可能性もありますが、ここまでひどいともうだめだと思います。
ゴーヤは植物なので、条件にあわせて、合わない環境であれば枯れていき、残っている種子がまたどこかで繁茂していく、そのような生態が普通なのでこれも致し方ないのかもしれません。
黄色い葉や枯れかけた葉は病気か?
ゴーヤがたくさんあって、1枚の葉が、一部の葉が黄色いくらいでは全く気にすることもなくなりました。それくらい影響はないようです。
とくに夏になると、黄色くなって枯れてくる葉がでてきます。そういうのは黄色くなった時にすぐにとってやるようにしています。そこからまた新しい新芽が生えてくるかもしれません。もし、新芽を早く成長させたいのであれば、古い葉は早めに除去していくほうが効率的かもしれません。
しかし、あまり葉をむしりすぎると、ゴーヤ自体の勢いがなくなり、弱っていってしまいますので、あまり取り過ぎるのもどうかと思います。
また、ゴーヤのカーテンが出来上がったと思ったら、葉が黄色くなり始めたというのは、かなりショックです。しかし、そうです。完成するには、真夏の暑さが必要ですが、その頃には黄色い葉も出てくるかもしれません。そういう場合は古い葉をとって新葉を伸ばして緑を保つ方法ぐらいしか無いと思います。いくら栄養添加剤などを当ててもあまり変わりはないと思います。
このように、ゴーヤは非常に繊細な植物です。
ものすごく暑さを求めるのですが、寒くても枯れることなく、一生懸命に耐えてくれますが、天気が悪いとなかなか成長しません。
暑いのはいいですが、乾燥が続きすぎるのには耐えられなくて枯れていくこともあります。それでも、キュウリなどと比べると全然、強いのですが。
しかし、ゴーヤの葉をよく見るといろいろと面白いことが見えてきます。病気かどうかというのもわかりますが、枯れるもの枯れるというのが植物の世界です。
それ以外にも色々と新しい発見があるかもしれません。じっくりと葉を観察してみるとゴーヤの育て方がよくわかるかもしれません。